北海道では昼前から6月並みの初夏の陽気になっている所があります。帯広市など十勝地方では午前10時過ぎに、今年道内で初めて気温が20度を超えました。統計開始以来2番目に早い記録です。
この記事の写真をすべて見る春を通り越して、初夏の陽気
今日の北海道は東部を中心によく晴れて、西風が吹いて気温が上がっています。帯広市など十勝地方では午前10時過ぎに、早くも20度を超え、この時期としては暑いくらいの陽気になっている所があります。
今年は関東から西では20度を超えるような暖かい日の訪れが遅れていましたが、その一方で北海道にとっては早い20度超えです。
アメダスの整備が進んだ1978年以降で、道内でこれまで20度台まで上がった最も早い記録は、1992年4月4日網走地方の湧別町で20.3度。2番目は2011年4月6日釧路市の中徹別で20.7度。今年は2番目に早いタイ記録となりました。(帯広市では1927年3月28日に20度を上回っています。)
道内は4月に入って、日に日に気温が上がっていますが、今日がいったん暖かさのピークとなりそうです。
積雪の多い所では雪解けが進みますので、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水、なだれにご注意ください。