気象庁より2月から4月にかけての3か月予報が発表されました。平均気温は全国的にほぼ並み。寒さの強弱を繰り返しながら、順調に春へ向かうでしょう。例年通り、2月に入ると西からスギ花粉シーズンが始まりそうです。対策はお早めに。

◆2月 まだまだ寒い日が多い

【気温】平均気温は全国的に平年並みでしょう。春めく日もありますが、まだまだ寒さの厳しい日が多くなりそうです。花粉の飛散開始も全国的に例年並みとなる見込みです。2月の上旬は九州から東海の一部から花粉の飛散が始まり、関東甲信では2月中旬には花粉シーズンに突入する見込みです。
【天気】北日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪の降る日が多いでしょう。東・西日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い見込みです。一方、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。

◆3月 西・東は春先らしく 天気は数日の変化

【気温】引き続き、平均気温は全国的に平年並みでしょう。寒さは緩んできますが、急に厳しい寒さの戻る日もありそうです。スギ花粉の飛散は各地でピークとなるでしょう。桜の花も順調に咲きそうです。
【天気】北日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北日本の太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。東・西日本では天気は数日の周期で変わり、太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、低気圧の影響を受けにくく、平年に比べ曇りや雨の日が少ないでしょう。

◆4月 春本番 荒れた天気の日も?

【気温】4月も平均気温は全国的に平年並みで、過ごしやすくなってくるでしょう。ただ、汗ばむくらいの日もあったり、寒の戻りがあったり、気温の変化が大きくなる可能性があります。
【天気】低気圧がたびたび日本付近を通過し、天気は数日の周期で変わるでしょう。この時期は低気圧が急発達して荒れた天気をもたらすことがしばしばありますので、注意が必要です。北・東日本の太平洋側と西日本では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。