7日(水)栃木県鹿沼市付近で1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。
この記事の写真をすべて見る鹿沼市 記録的な大雨に
7日(水)、栃木県では記録的な大雨となっている所があります。鹿沼市付近では22時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
本州付近に停滞する前線の活動が活発化しています。8日(木)も、大雨による低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に警戒してください。
土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や少しでも安全な2階以上へ移動するなどしましょう。
このあとも最新の気象情報をこまめに確認し、気象台、地元自治体の発表する避難に関する情報に留意してください。
1時間に100ミリの大雨とは
1時間に100ミリの雨とは、息苦しくなるような圧迫感があるような降り方で、水しぶきで視界が悪く、車の運転は非常に危険です。道路が冠水したり、マンホールから水があふれ、フタが飛ぶなどの被害がでる可能性があります。また、土砂災害や河川の急な増水、低い土地の浸水の発生する恐れが強く、このあとも厳重な警戒が必要です。
◆記録的短時間大雨情報とは◆
数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します。(基準は地域ごとにことなります)その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。