西から近づく低気圧や前線の影響で、北海道胆振地方では昨日の降り始めからの雨量が100ミリを超えている所があります。今夜からあすの午前中が雨のピークで、29日にかけてさらに雨量が多くなる見込みです。
この記事の写真をすべて見る胆振地方で100ミリ超えの雨
西から近づく低気圧や前線の影響で、北海道では太平洋側西部(胆振、日高、渡島地方)を中心に、雨が降り続いています。
昨日(26日)の降り始め(午後3時)から今日(27日)午後1時までの雨量は、
胆振地方の登別市カルルス町で106.5ミリ、白老町森野で93.5ミリなどとなっています。
今後の雨の予想
今夜からあすはさらに雨の降り方が強まるでしょう。
太平洋側西部を中心に、断続的に激しい雨が降り、大雨になる見込みです。
28日正午までの1時間雨量の最大値は
太平洋側西部と日本海側で40ミリ
太平洋側東部で30ミリ
28日正午までの24時間雨量は
太平洋側西部で200ミリ
日本海側南部で150ミリ
日本海側北部と太平洋側東部で100ミリ
※太平洋側西部とは胆振地方、日高地方、渡島地方
※太平洋側東部とは根室地方、釧路地方、十勝地方
※日本海側南部とは石狩地方、後志地方、檜山地方、中空知、南空知、上川南部
※日本海側北部とは上川北部、上川中部、留萌地方、北空知、宗谷北部、利尻・礼文 また、北海道付近で低気圧や前線の動きが遅くなるため、29日にかけてさらに雨量が多くなる見込みです。
2、3日で7月一か月分の雨量に匹敵するくらいの大雨になる所も出てきそうです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風、ひょうに十分ご注意ください。