グロリア・エステファンの人生を基にした舞台がブロードウェイへ
グロリア・エステファンの人生を基にした舞台がブロードウェイへ
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 グロリア・エステファンと夫のエミリオは、彼らの人生を基にしたミュージカル『オン・ユア・フィート!』が来年ブロードウェイで上演されることを望んでいるようだ。プロデューサー陣が5月20日、同ミュージカルが2015年の夏にシカゴで初公開され、同秋にはブロードウェイのネダーランダー劇場で上演される予定であると発表した。

 映画『キンキーブーツ』で監督を務めたジェリー・ミッチェルが同ショーを指揮し、振り付けはセルジオ・トルヒーヨ、脚本はアレクサンダー・ディネラリスがそれぞれ担当する。

 ともにキューバで生まれ、スペイン圏および英語圏にて音楽で有名になった夫妻は、グラミー賞受賞に加え、「リズムでゲット・ユー」や「コンガ」、「ワーズ・ゲット・イン・ザ・ウェイ」といったジャンルを超えたヒット曲で全米中にファンを獲得し、シャキーラ、リッキー・マーティン、ジェニファー・ロペス、マーク・アンソニー、ジョン・セカダなど、他のラテン系アーティスト達のキャリアに一役買っている。

 1990年に深刻な脊椎損傷と闘い克服したグロリア・エステファンは、キャリアを通して1億枚以上のアルバム・セールスを記録するラテン・ミュージック界初の女性アーティストとなった。また、彼女は一連の企業の運営管理をしているほか、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のチーム、マイアミ・ドルフィンズの小額株主でもある。