桜の開花が待ち遠しい季節。この先一か月は天気は数日の周期で変化。来週から再来週にかけては寒暖差も大きくなりそうです。桜の咲き始める頃は寒の戻りに注意。天気や気温の流れを詳しく見てみましょう。
この記事の写真をすべて見る来週は全国的に春本番の暖かさ 桜開花ももうすぐそこ!!
上の図をご覧ください。
12日(木)発表の1か月予報によりますと、
3月14日(土)~20日(金)にかけては、気温は全国的に平年より高くなりそうです。
「春に3日の晴れなし」とよく言われますが、
低気圧が本州付近を次々に通過して、天気は数日の周期で変わるでしょう。
晴れの日ばかりではありませんが、北からの寒気の影響は弱く、
低気圧が近づくたびに南から暖かい空気を運んでくれます。
桜開花のトップをきりそうなのは、いまのところの予想で、高知の3月19日。
来週の暖かさで、桜の蕾も順調に膨らみそうです。
再来週は気温が低い 花冷えに注意 しかし桜は長く楽しめそう!!
次の図は、3月21日(土)~27日(金)にかけての気温の傾向です。
20日(金)までとは一転、沖縄や九州から関東にかけて気温は平年より低くなる見込みです。
東北や北海道は平年並みの予想です。
再来週は、冬型の気圧配置になる日も多く、冷たい空気が流れ込んできそうです。
天気は引き続き、変わりやすくなるでしょう。
高知など西日本では桜満開が予想される所もありますし、
福岡や大阪、名古屋、東京都心も次第に桜が咲き始める頃です。
美しい桜の季節ですが、花冷えにはお気をつけください。
暖かさのあとの寒の戻りで、体調を崩されないよう注意が必要です。
ただし、気温が低めになると、桜は長く楽しめそうです。
各地のお花見を楽しんでみるのも良さそうですね。
28日(土)以降 広く気温は平年並みに
図にはありませんが、28日(土)~4月10日(金)にかけては、
全国的に気温は平年並みとなる見込みです。
低気圧の影響で、天気の移り変わりは早いものの、目立った寒気の影響はなさそうです。
晴れる日は、春の日差しが心地よく感じられるでしょう。