南岸低気圧の影響で荒れた天気となった15日。昨日は雨の所が多くなりましたが、南岸低気圧がくると関東などに大雪をもたらす恐れも。1月下旬も周期的に南岸低気圧がくる可能性があり、注意が必要です。

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太平洋側にまとまった雪をもたらす恐れのある南岸低気圧

昨日15日は南岸低気圧の影響で、太平洋側は雨や風が強まり荒れた天気となりました。
長野県や山梨県、関東の山沿いでは雪の積もった所もありましたが、
関東の平野部では雨の所が多くなりました。
今回は雨メインでしたが、冬に南岸低気圧がやってくると気温によっては
関東など太平洋側にまとまった雪を降らせる恐れがあります。

向こう1か月の天気傾向

最新の1か月予報によりますと、1月下旬は周期的に南岸低気圧の影響を
受ける恐れがあります。週ごとに天気傾向をまとめました。
【1週目(~1月23日)】冬型のち低気圧
17日(土)は冬型の気圧配置が強まり、日本海側は雪が降るでしょう。
北日本を中心に風も強まり、ふぶきそうです。
センター試験ですので、受験生の方は交通機関への影響に注意が必要です。
東北や東海、近畿、四国など太平洋側でも雪雲の流れ込む所があるでしょう。
積雪や路面の凍結にご注意下さい。
18日(日)は冬型が緩み、日本海側の雪も次第に弱まりそうです。
来週の後半は本州の南を低気圧が進む予想で、
太平洋側を中心に所々で雨が降るでしょう。
今の所、雨の予想ですが、今後の動きに注意が必要です。
【2週目(1月24日~30日)】南岸低気圧に注意
冬型の気圧配置は持続せず、本州の南岸を低気圧が通りやすいでしょう。
関東など太平洋側でも雪の降る可能性があります。
普段、雪に慣れていない地域で雪となる可能性もあり、
少しの積雪でも交通機関へ影響のでる可能性もありますので注意が必要です。
【3~4週目(1月31日~2月13日)】北風冷たく
2月上旬は低気圧が通過した後は冬型の気圧配置になりやすいでしょう。
日本海側は雪が降りやすく、太平洋側は晴れる日が多い見込みです。
立春以降も北風が冷たく、寒いでしょう。
まだ冬物の上着が必要な日が多くなりそうです。