美しくしなやかな肢体に高い運動能力──。猫はアスリートとして高い可能性を秘めています。発売中の「NyAERA (ニャエラ) 2020」では、バレーボールにサッカー、選手団に加えて応援団長まで、オリンピック・シーズンを控えたニャスリートたちの決定的瞬間を捉えました。その一部を紹介します。
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オリンピックイヤーを迎えた2020年の日本、猫飼いたちの間でもその熱は広がりつつあるようだ。SNSを賑わせるスター猫たちの写真には、ネコリンピックともいうべき日常の一瞬が切り取られている。
バレーボールで根性とアツい魂を見せてくれたのは、マンチカンの茶太郎(6歳、オス)&きなこ(6歳、メス)。バレーボールといえば身長の高さやジャンプ力など、フィジカル面の素質が問われる競技だが、体格面の不利をものともせず日々練習に励む雄姿を見てほしい。美しすぎるフォーム、必死過ぎる表情……。彼らの情熱に、見るこちらも思わず胸が熱くなってしまう。
サッカーで華麗なボールさばきを見せてくれたのは、猫界の翼くんと岬くんの呼び声高い、ぶるる(推定9歳、オス)とべるる(推定5歳、オス)の黄金コンビ。実はふたり、呼び鈴を鳴らして給仕を呼んだり、ピアノを弾いたりできる天才キャッツ。ふだんはねこナビという猫専門サイトの編集長と副編集長という文系職で、文武両道だ。息の合ったプレーで相手ゴールを狙う。
猫サッカーには、なんとボールもエントリー。大地に佇むサッカーボール、もふっとしているそのワケは、ポン酢(6歳、オス)の変化した姿だからだ。日々の散歩で鍛えた健脚で、気分次第で突然走りだしたり、木登りしたりする。自由なダッシュで奇跡を起こしてくれるに違いない。
そして忘れてはいけない、応援団長だっている。ふうた(6歳、オス)はバンザイさせたら世界一。猫は猫背のはずなのに、場所も季節も選ばず、いつの間にか背筋を伸ばしてバンザイしているという。