GMOインターネット 広報
島田杏子
さん(27)
GMOインターネットグループの広報として、プレスリリースの作成・配信、記者発表などのイベント企画・運営を担当。昼食をとり損ねることも多く、夕方の「焼きたてパン」を週に数回利用している(撮影/植田真紗美)
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 忙しくて目が回りそうな仕事中も、これさえあればパワーが出る! それが「おやつ」だ。一口におやつと言っても、人それぞれに工夫とこだわりがある。なかには社員のやる気を引き出すべく、おやつを全面サポートしている職場もある。

 企業のブランディングを支援する、アイクリエイトを経営する粟田あやさん(37)のお気に入りおやつは、クリームたっぷりの「トップス」のチョコレートケーキ。この品との出合いは20代のころ。

 当時、取引先などの50~60代の男性と社外で打ち合わせをする際、トップスのレストランを指定されることが多かった。カレーとケーキをごちそうになり「トップスだけに、あやちゃんもトップを狙わないとね」と励まされた。

「オヤジギャグといえばそうなんですが、『こんなビジネスパーソンになりたい』と尊敬できる方々だったので、印象に残っていて。以来、うまくいかないときや大変な案件を抱えているとき、自分を鼓舞しなければならない日にはトップスのケーキを買って食べています」

 つらいことが続くときは、夕食の代わりにトップスのケーキを食べる日が1週間続くこともあるという。

「一種のゲンかつぎ。苦しくてもこれさえ食べれば元気が出て乗り越えられるという、自分をだますスイッチのようなものです(笑)」

とはいえ、ボリュームがあり高カロリーなおやつ。普段は食が偏らないように注意している。日常的に食べるおやつは「ぬか漬け」だ。娘の食生活を心配した母からぬか床が送られてきて以来、欠かさず漬けている。

「食事の副菜としてだけでなく、おやつとして単体で食べています。カフェオレと合わせるのも平気ですよ!」

 インターネットに関する幅広いサービスを手がけるGMOインターネットの社内には、150席のコミュニケーションスペースとして「シナジーカフェGMO Yours」が設けられている。このスペースは社員食堂の機能も備えており、スタッフは24時間、無料で飲食することができる。

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