写真におさまる藤本敏史と木下優樹菜。仲むつまじいイメージだったが… (C)朝日新聞社
写真におさまる藤本敏史と木下優樹菜。仲むつまじいイメージだったが… (C)朝日新聞社
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 お笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史とタレントの木下優樹菜が、昨年の大みそかに離婚した。これを受け、

「年末に駆け込み結婚・離婚をする芸能人は多い。ワイドショーでは1週間しかそのネタを扱えない、という“ルール”がありますから」

 と語るのは放送作家の山田美保子さんだ。

「今年はワイドショーが本格始動したのが1月6日(月)だったこともあり、藤本さんと木下さんも取材を受けずに逃げ切りを図った、という見方はできます」

 山田さんは2017年、木下と共演し、番組内で自宅訪問のVTRを見たことがある。

「当時、木下さんは『好きなママタレランキング』の第一位でしたから、そのわけを検証する番組内容でした。自宅にカメラを入れてくれ、お子さん2人の顔出しもOK。お受験の勉強をする様子や、藤本さんも登場した愉快なVTRだったのです」(山田さん)

 しかし、この時すでに木下は夫婦間の不満を漏らしていたという。

「娘さんのお受験に関してちょっと夫婦で意見が合わない、と言っていました。別の番組でもワンオペ育児で夫があまり協力的ではない、と話してもいたんです」(同)

 木下は昨秋、「タピオカ店恫喝騒動」から芸能活動を自粛している。

「騒動が離婚の原因ではなく、むしろ騒動が起きてしまい、より離婚しにくくなってしまった、と思われます。あの時点で藤本さんが木下さんと別れたらあんまりですし」(同)

 芸能評論家の三杉武さんはこうみる。

「ママタレントは、私生活を切り売りする側面があり、子育てを頑張っているという親近感や好感度が重要になってきます。昨秋、タレントのSHELLYが離婚してシングルマザーになったことを報告したときは、世間から応援する声が聞こえました。一方、木下さんは、タピオカ騒動で一般人に対して上から目線で威圧的な態度をとってしまった。失った好感度を取り戻すのは至難のわざかと思います」

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元旦にはネタにしたフジモン