9区・神林勇太(3年)
「19年の前期は学部のカリキュラムで、半年間、ニュージーランドに留学していました。そこで、かなり力をつけることができ、今季初めて出雲駅伝と全日本大学駅伝を二つとも走らせてもらいました。ただ、まだまだ主力として活躍できておらず、箱根駅伝は1年目、2年目と補欠で走れず悔しい思いをしているので、今季こそはというつもりで1年間頑張ってきました。出雲駅伝、全日本大学駅伝となかなか思うようにできませんでしたが、12月に入り、かなり状態も上がってきました。改めて練習をしてきて力がついてきたな、と感じているところです。出走してチームの優勝に貢献して、来季は4年生としてしっかり主力で活躍したいです。
父親が箱根駅伝が好きなことから、「走ってみたらどうか」で始めた陸上競技。箱根駅伝は夢であり憧れの舞台。夢をかなえるためにも走りたいし、父親のためにもというか、両親のためにも恩返しする場だと思っています」
10区・新号健志(3年)
「箱根駅伝は小さい頃から憧れていた舞台。自分は今までの2年間、なかなか大きくタイムを伸ばすことができず、伸び悩みことが多かったのですが、今季に入ってすべての種目で自己ベストを更新できて勢いがでてきたかな、と思っています。状態も非常に良いので、区間賞を狙うぐらいの思い切った走りをして、お世話になった4年生に恩返しができるような走りがしたいです。この1年でついたスタミナ、粘りの走りを生かしてチーム優勝に貢献する走りがしたいです。
父親が箱根駅伝を走ったことがある選手ということもあって、小さい頃からテレビなどで見ていて、憧れの場でした。そこで活躍することが自分を表現することであったり、お世話になった人たちに恩返しになるのかな、と捉えています。将来に関しては陸上を続けるかは未定。続けるのならば実業団でランナーとして、引退するなら市民ランナーとしてマラソンに出るなど、何らかの形で陸上競技には絶対に関わっていきたいと思っています」
補欠・吉田圭太(3年)
「昨年度の箱根駅伝では準優勝で、非常に悔しい思いをしました。今季1年は箱根駅伝で優勝するためだけに練習をしてきました。結果にこだわってやってきました。それでも、出雲駅伝も全日本大学駅伝もなかなか自分の力を最大限に発揮することができませんでした。箱根駅伝では自分の力を100%発揮できるよう頑張りたい。総合優勝は絶対したい。応援してくださる方に少しでも楽しんでもらえるような走りが、少しでもできたらと思っています。両親だったり祖母だったり身内が見てくれたりする大切な大会ではあるので、結果で恩返しできたらいいなと思っています」
5区・飯田貴之(2年)
「昨年度、箱根駅伝では8区を走らせてもらったが、見せ場を作ることができず、区間2位と悔しい思いをしました。それ以上にチームで勝てなかったことが何より悔しかったです。今季の全日本大学駅伝では足を引っ張った走りとなってしまいました。
今回の箱根駅伝では、任された区間でしっかり区間賞争いをしてチームに貢献したいです。今回こそは2年間お世話になった4年生と最後は笑顔で終われるよう、監督から任された区間で、必ずチームに貢献します。
箱根駅伝は憧れの舞台。出るまでは、走ることに憧れていました。1回走った後でも、昨季の森田さんの「勝負を決める走り」を見て、さらに憧れが生まれて、そういう走りを今回の箱根駅伝ではしたいと思っているので、今も変わらず箱根駅伝は憧れの舞台です」
補欠・早田祥也(2年)
「初めてのエントリー。しっかりとチームの軸となれるよう頑張りたいです。夏から練習できていて、スタミナとレースを自分を作れるところが持ち味です。
小さい頃から箱根駅伝を見ていて、高校からは駅伝に力を入れていって、高校であまり大きな舞台で成果が出なかったので、大学ではしっかり優勝したいです。箱根駅伝は優勝を考えています。将来の夢は、自分はまだ競技を続けるかどうかは途中だが、長く走っていきたいとは思っています」
補欠・湯原慶吾(2年)
「前回は16人のエントリーメンバーに入ることができましたが、出走することはできず、チームの総合優勝も逃し、悔しい思いをしているので、今回はしっかり出走して、チームの優勝に貢献できるような走りをしたいです」
1区・宮坂大器(1年)
「この1年間、エントリーメンバー16人を目標にやってきて、それを勝ち取れたことは非常にうれしく思っています。出雲駅伝から岸本が活躍するなか、1年でも負けじと切磋琢磨(せっさたくま)して、1年生でも4人登録に入れたことがうれしいです。
青学のユニホームを着て箱根駅伝を走りたいというのがあって、箱根駅伝が憧れの舞台というのは変わりません。将来の夢は、先のことを考える余裕はありませんが、4年間の経験を社会で生かせるようにしたいです」
2区・岸本大紀(1年)
「出雲駅伝、全日本大学駅伝で負けて悔しい思いをしているので、しっかりこの箱根駅伝で、1年生ではありますが、チームの走りに貢献できるような走りをして、最後は笑って終われるようにしたいです。入学してからこれまで、けがなく練習も積めています。5000メートルでもベストを更新し、いい結果を出せています。箱根駅伝では区間賞を狙いたい。
箱根駅伝は憧れの場。やっとメンバーに入れて現実味を帯びてきました。自分の夢はまだ決まっていませんが、4年間しっかり頑張って、自分たちの世代が青学史上最強と他大学を圧倒し、チームを優勝に導く目標を持って頑張っていきたいです」
補欠・近藤幸太郎(1年)
「1年生らしく、勢いのある走りを目指して最後の最後まで一生懸命準備していきたいと思います。青山学院で総合優勝をする一員として走るのが夢でこの大学に入ったので、1年目からチャンスをいただけてうれしく思います。練習の継続性を重要視して、けがをしないようにと自分の中で決めて過ごしてきました。最後まで出走する準備をしていきたいです。任された区間で頑張りたい。
箱根駅伝は、中学の時に見て青学が往路優勝し、すごく憧れている舞台です。将来の夢は、これといってありませんが、自分が父親になった時に子供に行きたい大学に行かせられるような家庭をつくることです」(本誌・大崎百紀)
※週刊朝日オンライン限定記事