エントリーメンバーの抱負などは次の通り(区間は12月29日発表で、大会当日に変更の可能性あり)。

 3区・鈴木塁人(4年)

「去年はアンカーを走り、悔しい思いでゴールをしました。20年こそは優勝するという思いで一年間やってきました。前期シーズン、なかなかいい走りができなかったけれど、ここへきて調子も上がってきた。最後は4年生の意地、キャプテンの意地を見せていい形で笑顔で箱根駅伝を終えて後輩たちにバトンをつなげられたらと思っています。箱根駅伝では、区間賞を取れていないので、任された区間で区間賞を取って、最後は総合優勝という最大の目標に向けて頑張っていきたいです」

 6区・谷野航平(4年)

「4年目にして初めてエントリーに入ることができました。これまで出雲、全日本駅伝とチームのチカラになることができず悔しい思いをしているので箱根駅伝では走りでチームに貢献したいと思っています。
 中学から陸上を始めて、おそらく今回の箱根駅伝が競技者として最後の大会となると思うので、特別な思いを持って最後、集大成となるようにいい走りをできたらな、と思っているし、これまで支えてくださった方々に感謝の気持ちを込めて恩返しができたらと思っています」

 7区・中村友哉(4年)

「今年に入って初めて駅伝に出させてもらって、出雲駅伝では本当に力ない走りで、チームの下級生が頑張っている中、順位を下げてしまったという思いが強く、全日本大学駅伝では区間賞を取れずに終わってしまいました。
 箱根駅伝でのエントリーは4年目にして初。来年がない。悔いの残る結果になったら、リベンジの舞台がない。最初で最後の箱根駅伝。自分の区間で決定できるような走りをして区間賞を取って、チームの優勝に貢献したいです。チームに流れを作りたいです。大学駅伝というのは支えてもらっている皆さんに恩返しする場。社会人になると、それ(陸上)で食べていかなくてはならなくなり、ある意味自分のため、というのが大きくなると思います。一人の選手として、僕にとっては最初で最後になるので、4年間の集大成として僕自身は頑張りたい。個人の夢としては、これは通過点。卒業後は実業団で、トラックから始めて、ゆくゆくはロードに展開し、日本選手権など上の場で活躍できる選手を目指したいです」

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