かつて平岡選手が所属していた岐阜県のスポーツショップの社長で、元後援会長の山田幸彦氏(56)は、こう話す。
「昨日(16日)、本人に電話すると、『けが人が出ているとは思わなかった。結果的に女性を救護しなかったことは申し訳ない』と猛省していました。ほかにけがをされた人のことは全くわからなかったようです」
平岡選手は御所市にスノーボードの練習のため、「西日本最大規模」とされる「御所スケートボードパーク」(GSP)を賞金などを投じて16年にオープンさせて家族で運営していた。
しかし、同市職員だった父による待合室や駐車場などの無断建設が発覚し、父は半年間の停職処分を受けた。市は「平岡選手の将来への影響」を理由にこの事実を伏せていた。結局、同パークは休業となった。
夏はサーフィン、冬はスキーと、わが子を鍛えた父親とともにたたえられてきたヒーロー。五輪を夢見る子供たちに希望を与えてきたが、親子で失望させてしまったようだ。(粟野仁雄)
※週刊朝日 2019年11月1日号