「うちは立花独裁なんですよ。私も独裁を認めている。(立花党首は)どんどん行動して話題を作って、宣伝してほしい」
と大桃市議は意に介さない様子だ。
N国は、先の参院選選挙区で全国得票率が2%以上の政党要件を満たし、政党交付金を受け取ることができるようになった。
「国会議員の(N国への)入党については、さらに誰が来るかわからないんですが、声はかけています」(立花党首)
立花党首の受信料未払いに対してNHKが回収措置をとらない場合、大阪府は受信料を支払わない意向を明らかにした。大阪市の松井一郎市長も同様の方針を示すなど、参院選の後、波紋が広がっている。
記者は3年前、立花党首が都知事選に立候補した際に取材した。落選はしたが、いかにも野性味があり、ギャンブラーのような痛快さを感じさせた。後に「パチプロ」だったという経歴を知り、うなずいたものだ。
さて、このワンイシュー勝負。最後に笑うのは誰だ。(本誌・上田耕司)
※週刊朝日 2019年8月16日‐23日合併号