「娘の結婚の見通しについては、私は娘から話を聞いておりません」
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穏やかな、しかしはっきりとした口調で話す秋篠宮さまは、こうも続けた。
「どのようにいま、なっているのか、考えているのか、ということは、私にはわかりません」
6月21日、秋篠宮ご夫妻が欧州訪問を前に行った記者会見。特集が民放テレビ局で組まれるなど、会見の前から注目を集めていた。
秋篠宮さまが、「皇太子待遇」の皇嗣となって初めての、ご夫妻そろっての会見の場であるとはいえ、欧州訪問を前にした会見に過ぎない。関心を集めた理由は、記者が事前の質問に、「眞子さまの結婚について」という項目を入れていたためだ。
昨年11月の秋篠宮さまの誕生日会見では、
「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、私たちは婚約にあたる納采の儀を行うことはできません」
と明言しただけに、今回も眞子さまの結婚問題について、何か発言されるのでは、と関心が高まったのだ。しかし、フタを開けてみれば、ご夫妻ともほぼ口を閉ざした回答だった。
特に紀子さまは、記者が食い下がって質問したものの、
「(秋篠宮さまの答えと)同じでございます」
と、かわして終わった。
ここ数カ月の間、秋篠宮家の人が物を言えば、バッシングされる状況が続くなかで発言に慎重になったのか。あるいは、
「欧州訪問の会見だから、眞子さまの結婚の話は聞かないでくれ、ということなのかもしれません」(皇室を長年取材するジャーナリスト)
元宮内庁職員の山下晋司氏は、こう見る。