広瀬すず(左)と林真理子(右)(撮影/門間新弥、ヘア&メイク/牧田健史、スタイリング/三浦真紀子)
広瀬すず(左)と林真理子(右)(撮影/門間新弥、ヘア&メイク/牧田健史、スタイリング/三浦真紀子)
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広瀬すず(ひろせ・すず)/1998年生まれ、静岡県出身。2012年、雑誌「Seventeen」の“ミスセブンティーン”に選ばれ専属モデルとなる。13年、ドラマ「幽かな彼女」で俳優デビュー。15年、「学校のカイダン」で連続ドラマ初主演。映画「海街diary」(15年)、「ちはやふる−上の句・下の句−」「怒り」(16年)、「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」「三度目の殺人」(17年)など出演作多数。連続ドラマ「anone」(毎週水曜22時〜、日本テレビ系)に主演中。「ちはやふる─結び─」は3月17日全国公開予定。公開待機作に「ラプラスの魔女」( 5月4日)、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(8月31日)がある。(撮影/門間新弥、ヘア&メイク/牧田健史、スタイリング/三浦真紀子)
広瀬すず(ひろせ・すず)/1998年生まれ、静岡県出身。2012年、雑誌「Seventeen」の“ミスセブンティーン”に選ばれ専属モデルとなる。13年、ドラマ「幽かな彼女」で俳優デビュー。15年、「学校のカイダン」で連続ドラマ初主演。映画「海街diary」(15年)、「ちはやふる−上の句・下の句−」「怒り」(16年)、「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」「三度目の殺人」(17年)など出演作多数。連続ドラマ「anone」(毎週水曜22時〜、日本テレビ系)に主演中。「ちはやふる─結び─」は3月17日全国公開予定。公開待機作に「ラプラスの魔女」( 5月4日)、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(8月31日)がある。(撮影/門間新弥、ヘア&メイク/牧田健史、スタイリング/三浦真紀子)

 びっくりするほどの美しさを持ちながら、キラキラ系から重厚な作品まで、幅広く演じる力を備えた広瀬すずさん。次はどんな作品に挑戦してみたいのか、作家の林真理子さんが聞きました。

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*  *  *

林:これだけ忙しくて、プライベートな時間なんてあるんですか。遊びに行ったりとかできるの?

広瀬:まったく休めない月とかはあまりなくて、多くて3回はあります。

林:そういうとき、何します?

広瀬:キックボクシングに行ったり。

林:えっ、キックボクシングやってるの?

広瀬:ジムが好きなんです。「ちはやふる」の撮影が終わってからキックボクシングにハマりました。アクションをやりたくて。あとは、家で録画見たりして。

林:すずちゃん、美少女が好きなんですよね。テレビで「ナントカちゃんが可愛い」と言ってるの見ましたよ。すずちゃんのほうがずっと可愛いと思ったけど。

広瀬:いえいえいえいえ。ハーフの女の子が好きなんです。

林:すずちゃんは日本の美を体現してる感じですよね。時代モノも似合いそうですが、まだやったことないですよね。

広瀬:そうなんです。でも、自分にできるかどうか、不安で。

林:ずっと正座しなきゃいけないしね。

広瀬:正座は「ちはやふる」でだいぶ慣れましたが、所作とか剣の立ち回りとか……。「海街diary」でお姉ちゃん役だった綾瀬はるかさんは所作もきれいですし、アクションをやってるドラマを見たら、動きがぜんぜん違っていました。まだ舞台もやったことなくて、舞台と時代劇をどのタイミングでやるか、事務所の社長さんと話しています。

林:かつらかぶった姿、見たいですよ。藤沢周平作品なんかいいじゃないですか。武士の娘とか。せっかく正座できるんだから、お茶とか日舞とかやってもいいかも。

広瀬:繊細な世界ですよね。もともと性格ががさつなので……。

林:がさつなんてそんな。ずっと大人の中でお仕事やってきたのに、少女っぽさを失ってなくて素敵ですよ。ぜんぜん業界ずれしてなくて。

広瀬:「流されないね」とはよく言ってもらえます。

林:いい大人に囲まれてるんだろうな。

広瀬:はい。それは本当に、私の自慢です。

(構成/本誌・野村美絵)

週刊朝日  2018年3月23日号より抜粋

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