昨シーズン、手術で全休したプロゴルファーの丸山茂樹氏。クラブの握り方を変え、復活を目指すという。
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読者のみなさん、あけましておめでとうございます。2018年も、どうぞよろしくお願いします。
まずは去年12月23日の「丸山茂樹ジュニアファンデーション Xmas Golf for Kids Supported by SUBARU」です。スバルさんのサポートのもと、おかげさまで素晴らしいイベントになりました。いままでで一番盛り上がりました。毎回一番なんですけどね。ハハハハ。親御さんたちにもすごく喜んでいただいて。今後もできるだけ長く続けていけたらなと思ってます。
さて、僕自身の話です。去年は慢性の亜脱臼に悩まされ続けてる左手親指の手術を2月に受けて、シーズンは全休しました。その後、劇的な進展もないので、クラブの握りを、左手親指への負担が少ない「ベースボールグリップ」に変えることにしました。左の親指を右手で包むのではなく、野球のバットを握るように、グリップに巻きつける打ち方です。これだと痛みが20%ぐらいになる感じがしてます。
近日中にロサンゼルスの自宅に戻って、3月まであっちでトレーニングするんですけど、例年ツアーに入る前提でやってる練習を、ベースボールグリップでやってみようと思います。相当頑張らないと厳しいと思いますけど、可能性は捨てたくないので、取り組んでみることにしたんです。飛距離は現状で何もかもうまくいって270ヤードです。