「さんまのまんま」(フジテレビ系 日曜13:00~)など多くのテレビ番組に出演している料理家・平野レミさん。漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、平野さんをこう評する。
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「立ってるものは、倒れるんだから!」レミ談。
しかし、番組の料理コーナーで、切らずに丸ごと立てたブロッコリー(完成型)を倒してしまった上に、鍋のフタを落とし、自分もこけるのは、平野レミだけ。
料理番組をただならぬエンターテイメントにしてしまう料理愛好家・平野レミ。
なんせ、存在自体が放送事故、もれなくスペクタクルを招いてくれるんだから、テレビ的には大助かり?
レミがトーク番組に登場すると、進行役の人はまず「見守る」態勢を取る。だってね、どこからレミのノールックパスが飛んで来るかわからないから。
NHKの「スタジオパークからこんにちは」に出た時は、番組進行にまったく関係なく、モニターの自分の顔を見て「私、すんごく顔が光ってる! 粉(ファンデーション)、粉、粉!」。
プライベートでも親しいと言う清水ミチコは、そんなレミを穏やかな笑顔で受け流した。
かたや、「徹子の部屋」ゲスト出演時。平成の名勝負、徹子vs.レミですよ。ここでまさかの、徹子も予測できないレミの荒れ球。