3.11の事故以降、福島第一原発(以下はフクイチ)に最大の危機が訪れている。貯水タンクから300トンもの高濃度汚染水が漏れ、地下水を通じて海に流出した問題は「レベル3」の事故とされる事態に発展。だが、この未曾有の惨事を、実は7月に亡くなった吉田昌郎元所長(享年58)は生前に警告。病床でも「一歩間違えると取り返しのつかない惨事になる」「レベル3や4の事故が再び起きてもおかしくない」と語っていたと…

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