この記事の写真をすべて見る
サイバーセキュリティー担当なのに「パソコンを打つことはない」と発言した桜田義孝五輪相と、「100万円国税口利き疑惑」や度重なる政治資金収支報告書の訂正などで国会での追及が続いている片山さつき地方創生相。お笑い芸人のカンニング竹山さんは「この状況はもうコントでしかない」と一刀両断する。
* * *
桜田大臣がサイバー担当なのにパソコンを使わないとか、USBを知らないとか、世界のメディアもクスッと笑って記事にしたんだけだろうけど、僕は重箱の隅をつつくような意味のないことだと思うんですよね。野党議員はそれを知ってて聞いたんでしょ? あのキャラクターも、答弁にあたふたするのも知ってたんでしょうよ。世論があの質問をした議員を評価しているのは違うと思うんですよ。
僕もパソコン使いますけど、サイバーテロって言われても何もわからないできないし、みなさん、そうですよね? 国のサイバーセキュリティー担当大臣だって、実際のサイバーテロに対しては実際に手を動かすことはないでしょ。大臣がUSBを自分のパソコンに挿して資料を取り出して……なんてこと実際にはやらないですよ。
そんなトークのマジックに我々は騙されちゃいけないと思うんです。いかにも野党がやってやったみたいになってますけど、本質的には何も進んでいない。
もう一方の片山さんは、早く辞任したほうがいいと僕は思いますね。なぜかというと、うちわを配布した松島みどりさんは大臣を辞めたんだから、片山さんの看板もカレンダーも100%、クロでしょ。政治資金収支報告書を3度も訂正する人が大臣なんて務まるわけない。しかも、地方が大切なときに地方創生大臣って……。責任とって辞めなさいと言いたい。
僕がそう言うのは、片山さんがこれまで人に対してそうやってきたからです。生活保護の不正受給が問題になったとき、名指しでさんざん人を叩いていましたよね。自分の足元のほうがぐちゃぐちゃなのに、どんな顔で叩いていたの?と思う。むちゃくちゃでしょ。あなたも侍なら、辞めなさいよ。出身大学で人を判断したり、バカにしたりしてきたのも、言っていないとは言わせないですよ。