新学期が始まり、勉強環境も一新したい!と思っている家庭も多いのでは? 小学生がいる家庭で多いのは、「リビング学習」派。とはいえ「片付かない」「自分から勉強に取り掛かれない」などの悩みも多いところ。『AERA with Kids春号』(朝日新聞出版)では、そんな悩みを解消できる「進化系リビング学習」を徹底検証しています。

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 名門中学に通うお子さんの自宅を取材すると、「リビング学習」でさまざまな工夫をしていることがわかります。

 例えば開成中学に通うNさん宅。中学生になってからは自分の部屋で勉強するようになったという長男ですが、小学生までの勉強場所は主にリビングでした。

 Nさんのお宅では、勉強にとりかかりやすくするために「必要なものは3歩で手にできる範囲に置く」ことにしているといいます。ダイニングテーブル横の収納に塾で使うテキストや問題集、プリントなどを収納。鉛筆削りなども2階の自室から移動させ、ハサミやノリなどの文房具もポケット式の収納に入れています。

 また、ダイニングテーブルと透明なテーブルカバーの間に「覚えるべき項目」をプリントしたものを挟んでおくことで、何度も目に入るよう工夫をしていました。

 食卓での勉強は、「食事時にテーブルが片付かない」と悩む家庭も多いようです。そこで参考にしたいのが、桜蔭中学に通うYさん宅です。Yさん宅では、ダイニングテーブルと同じ高さの学習机をテーブルにつなげて並べ、勉強はそこで行っていました。

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AERA dot.編集部
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