現役大学生のジャニーズJr.として、クイズ番組などでの活躍が光る「美 少年」の浮所飛貴さん。自身の中学受験を振り返り「やりとげる力がついた貴重な経験」と語ります。現在発売中の『カンペキ中学受験2022』(朝日新聞出版)で、とっておきの勉強法や中学の思い出をうかがいました。
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■大好きなゲーム機を封印して集中した
僕は小さなころから負けず嫌いな性格でした。お正月に親戚が集まってゲームをしても、自分が1番になれないと、泣いて悔しがったくらいです。小学校4年生から塾に通っていたため自然と中学受験を考えるようになったのですが、そこでも、ライバルとなる友だちがたくさんいたことが、やる気を高める原動力となりました。
僕なりに身につけた受験勉強のコツは、「集中できる環境をつくる」ことです。勉強机の周りが散らかっていると集中できないのできれいに片付け、問題集やノートは科目ごとにそろえて準備しました。大好きなゲームも、目につかない場所にゲーム機を厳重にしまって封印しました。
また、50分勉強して10分休憩をとるという勉強方法を取り入れました。休憩中は好きなことをしてリラックスすることで、勉強に集中できるようになりました。さらに、勉強の計画は細かく具体的に立てるなど、自分の性格に合わせ、一番やる気が出る方法を実践しました。
努力の甲斐あって無事に第一志望に合格できた時は、達成感と開放感でいっぱいになりました。友だちにもすぐに合格を伝えに行って、抱き合って喜びました。
■やるべきことは徹底的に!がモットー
第一志望を選んだ決め手は「男子校」という未知の環境に興味があったことと、文化祭が楽しかったからです。部活は以前から憧れていたテニス部に入部しました。部員はテニス経験者ばかりでしたが、ここでも負けず嫌いの性格が出て、親に頼んでテニススクールに通わせてもらい、夜は毎日自主練習に励みました。念願のレギュラーに選ばれた時は本当にうれしかったです。
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