学校の事情で「思うように部活動ができない」という相談を送ってきてくれたのは吹奏楽部に所属する中学1年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も大人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんが提案する「いまの状況をいかにラッキーと思えるか」とは?
【写真】都立高校吹奏楽部が“東京スカパラダイスオーケストラ”とともに参加した楽曲はこちら。
* * *
【よしおの答え】
Noecoちゃんは、すごく向上心があるんだね!! 恵まれた環境とはいえないなかでも、あきらめずに現状をなんとかしようと行動している。先生がいないのにちゃんと練習している姿勢もかっこいい……!
よしおは中学生のとき野球部だったんだけど、Noecoちゃんと似たような状況で、顧問の先生が全然部活に顔を出してくれなかったんだ。そんな環境だったからか、部員たちはすごくたるんでいて、当時の先輩たちは校庭に穴を掘って、バットとボールでゴルフなんかをやっていたよ(苦笑)。
次のページへ確かに指導者は大切。だけど…
著者 開く閉じる
小島よしお(こじま・よしお)/1980年、沖縄生まれ千葉育ちのお笑い芸人。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。「そんなの関係ねぇ!」でブレーク。2020年4月からYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」で子どもの学習を支援する動画を公開。キッズコーディネーショントレーナーの資格を持ち、子ども向けのイベントを多数開催している。