1.数をカウントするものと思い込んでいる
「数は1、2、3、4……とだんだん大きくなり、ものを数えるためのもの」と思い込んでいるので、1を「全体」や「単位」とする考え方や、1を分割する「分数」、1未満の「小数」のそもそもの意味が理解できない。
2.算数の“言葉”を理解できない
「等しい」「曲線」「比較する」といった算数でよく使われる言葉でも、日常の会話 のなかでは「同じ」「曲がった線」「比べると」など簡単な言葉を使うことが多いため、算数の言葉自体になじみがなく、理解できない。
3.逆算の考え方に戸惑う
「3+5=〇」のような計算の仕方を、機械的に覚えて計算することに慣れてしまい、足し算、引き算のそもそもの意味をわかっていないため、「〇−5=3」という逆算になったとたん、どうしたらいいのかわからなくなる。



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朝日新聞出版

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