深村先生は「辛抱の時間」と表現していますが、「待つ」ことは教育のプロでも難しい。大人がどんどん教え込んでしまう方がずっとラクだったりします。

 社会的に「スピード」や「効率性」にばかり重きが置かれますが、成長や学びは「ゆっくり」であり、「不効率」の連続でもあります。最短距離を走らせることで、学びを奪っているともいえます。

 ときには、「ちょっとした失敗ならばアリ」と割り切って、見守る時間も大事にする必要がありそうです。

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渋幕だけが知っている「勉強しなさい!」と言わなくても自分から学ぶ子どもになる3つの秘密

佐藤智

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