休日は家族3人で親子会議

――お休みの日はどのように過ごされますか？

　休日の朝ご飯のときに、親子3人それぞれが手を挙げて、どこに行きたいかを発表します。その後家族みんなで話し合って、お出かけ計画を練って行きます。

――それは、親が決めたところに連れて行くのではなく、子どもさん自身に考えて決めてもらいたいという思いがあるのでしょうか？

　そうですね。どこに行くにしても、本人が納得して、「行きたい」と思えるかどうかを大切にしたいと思っています。そのほうが娘も心から楽しめる気がしますし。

「習い事は何のため？」質問されて驚いた

――習い事は始めていらっしゃいますか？

　今はまだ、本人がやりたいことがはっきりしていない段階なので、親子で一緒に楽しめるものということで、茶道とピアノを習い始めました。

　ただ、将来的に本人がやりたくないとか、別のことがやりたいと言ったら、本人の意向を優先したいと思っています。

――今は楽しむことが優先なのですね。

　そうです。でも、習い事をしているというと、「お受験のためですか？」と聞かれることが多くて。正直驚きました。こんなに小さいうちから競争が始まっているのかと。

　もちろん、各ご家庭の考え方もあるかと思いますし、高校、大学と、いつかは受験を経験しなければならないのは分かります。でも、子どものうちは自由に伸び伸びと、競争を意識せずに自分のやりたいことをやれる社会であってほしいなぁと私自身は思っています。

子育てするなかで、政治への興味・関心がより一層高まった

――もともと政治への関心が高い春香さんですが、子育てをするようになって、政治への興味関心に変化はありましたか？

　出産や子育ての過程でいろいろな行政サービスを利用するなかで、国や自治体の政策は、自分の生活と直接結びついていることを感じる場面が多くありました。そのため、興味関心はより高まったと思います。

――最近気になるニュースは？

　教育・子育て支援に関しては特に注視しています。ただ、経済や安全保障、防災や地域のインフラなど、あらゆるものが生活に繋がっているということも実感しています。素晴らしい教育を受けられても、安心・安全に暮らせないような環境だったら元も子もないですからね。

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