入学前は、インスタのフォロワーさんや会社の先輩から「こうしたほうがいいよ」「ここは気をつけて」といろいろ情報をもらっていたものの、断片的な情報なので具体的なイメージがわかなくて。いざふたを開けてみたら、「なんか、思ったよりもすごく大変!」と思いましたね。ひらがなや簡単な計算など、学習の予習はやっていましたが、もっとやったほうがいいことがあったなと感じました。
息子自身も、保育園での遊び中心の生活から小学校での勉強中心の生活に変わり、ギャップを感じたようでした。遊べる時間といえば最初のうちは中休みの20分くらいなので、「全然遊べない!」と不満そうでした。自由な時間がグンと減って、子どもにとっても大きな変化だったと思います。
小1保護者の大変さを職場に伝えておいた
――入学直後はタスクが多くて大変だったと思いますが、仕事とどう両立をされたのでしょうか。
保育園時代と違って、4月は「入学式」や「保護者会」「面談」などの学校行事が平日の日中に入ってくるとフォロワーさんから聞きました。実際に年間の予定表をもらって確認すると、平日に保護者が参加するものがいろいろと載っていて保育園との違いに驚きました。そこで、会社の上司にあらかじめ「こういう時期なのでお休みする日が多くなります」と伝えていました。事前に伝えておくことで休みやすかったですし、職場にも「1年生の親って学校の用事も多くて意外と大変なんだな」と理解してもらうことは大事だなと思いました。しばらくは朝の登校に付き添ったり、学童に早めにお迎えに行ったり。有給や半休、リモートワークを活用してなんとか乗り切りましたね。4月以降も登下校を見守る「旗当番」がある地域もあるので、その場合は可能ならパパと交代にするといいかもしれません。
また、平日の夕方は、やっぱりめちゃくちゃ忙しくなりました。宿題の見守り、丸つけ(親がやる場合もある)に加え、翌日の準備もサポートが必要でした。わが家は学童に通わせていたので、宿題は学童でやってくれるのですが、お迎えに行って帰宅後に丸付けして、間違えた箇所の見直しをさせようとしても、子どもが疲れてぐずってできなかったりして。それで翌朝の時間も活用するようになりましたね。あと、地味に手間なのが現金の集金や書類の記入。急におたよりが来るので気が抜けないんです。
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