夫の大好物の「ぜんざい」……これ、何だか知っている?
私にとっては新鮮な沖縄の味ですが、夫にとっては懐かしいふるさとの味。帰省すると必ず食べたい思い出の味があるそうです。それが「ぜんざい」。
京都生まれの私にとって、ぜんざいというのは粒あんを使ったおしるこのこと。関東では、焼いたおもちのうえに、粒あんをのせたものをぜんざいと言いますよね。いずれにしてもおもちを使うあたたかい食べ物です。
でも、沖縄のぜんざいは全然違います。なんと、かき氷なんです!
甘く煮た金時豆の上にかき氷をのせ、そこに煮汁やシロップ、練乳などをかけていただきます。夫の大好物はいつしか私や子どもたちの大好物になり、沖縄に滞在中は毎日食べています。それほど食べ飽きない味なのです。
私のもう一つのふるさと、沖縄。
できれば年に2~3回は帰省したいのですが、仕事の関係もあって1年に一度しか帰れないことが多く、残念です。
そのぶん、お義母さんとはしょっちゅうテレビ電話でおしゃべりしています。子どもたちも顔を見て話しているせいか、帰省したときには「昨日も会っていた?」って思うくらい親しげです。
子どもたちの写真や動画は、日頃から共有しているので、私たちの日常の雰囲気もお義母さんに伝わっていると思います。
2025年も家族&親戚仲よく、おいしいものを食べていきたいです!
(構成/神 素子)
著者 開く閉じる