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子どもたちは成長とともに運動強度が増しますが、ペラペラの靴底では対応しきれず、底のゴムが破れてしまうことも。さらに防災面から見ても薄い靴底はリスクが高いと高山さんは言います。
「ガラスが割れたところを歩くとなると、一般的な上履きでは底も布も薄いので危ないです。外靴の方が丈夫で頑丈です。でも逃げるときは上履きから外靴に履き替える余裕はありません。こうした視点からも一足制のほうがいいと考えます」
(取材・文/大楽眞衣子)
ライター。全国紙記者を経てフリーランスに。地方で男子3人を育てながら培った保護者目線で、子育て、教育、女性の生き方をテーマに『AERA』など複数の媒体で執筆。共著に『知っておきたい超スマート社会を生き抜くための教育トレンド 親と子のギャップをうめる』(笠間書院、宮本さおり編著)がある。静岡県在住。
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