「読む量が足りないと語彙力が育たず、後々、英語力が伸び悩みます。英語を読んでも聞いても理解できないことが多くなり話せるようにならないのです」
斉藤さんは子どもの英語学習は、親子で一緒にやるから価値があると話します。
「子どもができたらほめましょう。親が楽しく英語を学ぶ姿を見せるのもいいですね。外国語は間違いながら覚えていくもの。継続することが最も大事です。親ができるのは英語に触れる、小さなきっかけを用意してあげることなのです」
下記に、家庭でできることとして、「ふたつのこと」を詳しく解説します。親子で楽しく!
1)フォニックス&リズム
フォニックスとは各アルファベットの組み合わせを正しく発音するための学習法。知らない英単語でも発音できたり、スペルが書けたりするようになります。未就学から始めるのが最適ですが、小学校低学年でも遅くありません。フォニックス用の歌の教材が、無料の動画でたくさん見られるので活用を。「曜日や数字など、日常的によく使う単語をひとつでもきれいに発音することを目指すといいですね」(斉藤さん)
2)読む
「会話の練習は学校で行うので、家庭では多読の習慣をつけてあげましょう。小学1、2年生でフォニックスを学んだのなら、3、4年生でスタートするくらいのイメージです。フォニックスベースの絵本から始め、内容を楽しむ本に移行して読んでいくといいですね」。
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