モデルとしてはもちろん、タレント、作家としても活躍する押切もえさん。私生活では小1の男の子と2歳の女の子の母でもあります。夫でプロ野球選手の涌井秀章投手とともに、子育てに奮闘するもえさんの日常を伺いました。※後編<押切もえが語る、子どもたちの英語教育 「チリツモ貯金みたいな気持ちで、英語に触れさせていけたら」>に続く

MENU 息子の幼稚園ライフで「人間力」を育ててもらった 普段はワンオペ。適度に自分にご褒美を 休日は「べったり家族」で過ごす

息子の幼稚園ライフで「人間力」を育ててもらった

――上のお子さんはこの春、小学校入学だそうですね。

 私までドキドキします(笑)。でもきっとこれは今だけで、そのうち何てことなくなるだろうな、と思っています。最初の数日は送り迎えをしますが、そのあとは子どもだけで通学することになります。(注・インタビューは2024年3月に行われました)

――息子さんの卒園式はいかがでしたか?

 息子は早生まれなので、幼稚園に入園したときには心配な点もあったんです。その子がいよいよ卒園するのは感慨深いものがありました。最後の最後まで、幼稚園にたくさん関わらせていただけたことも、いい思い出です。

 実は私、子どもたちの卒園イベントで上映する動画を編集する係になったんです。ほかのお母様と2人で園児の動画を作ったのですが……とても大変で、1月から3月までずーっと動画編集していました(笑)。

――動画づくりは初体験ですか?

 以前、仕事で少しだけ教わったことがあるのですが、ほぼ初心者です。しかも卒園動画なので、「全員がちゃんとかわいく映っているかな?」「公平にバランスよく出ているかな?」という点が大事で。作って、見直して、また修正して……の繰り返し。最終的に完成したときにはすごい達成感がありました。

 実を言うと、途中で壁に突き当たってしまった瞬間があって、仕事関係の方に「思った以上に大変な作業です」と話したら、「そういう仕事をこなすうちに、人間力が上がるんだよ!」って励ましてもらいました。

 実際、本当にそうなんですよね。仕事の仲間だったらこれまでの付き合いもあるから多くを語らなくても伝わることが多いんですけど、保護者どうしは一人ひとり考え方もバックグラウンドも違います。だからこそコミュニケーションをとって、相談しあって作り上げていく大切さを学びました。

次のページへママ友とのコミュニケーションは?
著者 開く閉じる
神素子
神素子
1 2 3