結局まだまだ子育てには大人の手が必要でした。大人も子どもも満足できるような子育てには親の体は2つじゃ足りないっていつもの結論にたどりついちゃいます。普段いかに幼保や学校に助けられているか……。夏休みって何だろう。親も子どもも辛すぎませんか?

 だらけたりぼーっとしたりする時間も必要なのはわかる。充電期間ですもんね。私自身も小学校時代の夏休みなんて風鈴の音聞きながら畳に寝転がってるうちに終わったような気がしますしね。でも大人からしたら長期休暇をもー少し短くしていただいて、その代わり週休3日か4日くらいで1年回して欲しい(もちろん大人の社会もですよ)。切実に。

 夏休みが終わるたびに同志たちがSNSで開放感いっぱいの投稿をしていますが、私も心の中で(全国の親たち、お疲れっした!!)と叫んでいます。今年の悔いは何より自分の余裕の無さから子どもたちを怒ってばかりの夏休みになってしまったこと。来年は夫とももっと早くから話し合って、なんならアウトソーシング予算も組んで!仕事と休みのメリハリをつけて残り少ない「子どもに手がかかる夏休み」を楽しめるくらいになりたいですね。

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tomekko
コミックエッセイスト tomekko

中1、小3、年長の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を送っている“ポンコツ母さん”。『AERA with Kids』の「脱・カンペキ親修行」では、鋭い観察眼で子育てや家族、夫婦、教育などについて連載中。Instagramでは13万以上のフォロワーに日々育児絵日記を投稿。インスタアカウント @tomekomet

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