「本日も家事育児お疲れさまです」というフレーズで締めくくる育児ネタが大人気の竹田こもちこんぶさん。0歳から10歳、男の子5人の母である竹田さんは、この夏休みをどう乗り切るのでしょうか。夏休みの悩みのタネでもあるお昼ごはんはどうしている? 効率化を極めた究極の夏休み対策についても教えてもらいました。※前編<5人男児の母・竹田こもちこんぶが語る育児家事「4人目が生まれて『無理ゲー』に。洗濯、掃除、整理整頓を捨てました」>から続く

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夏休みの昼ごはんをストレスに感じないための″究極技”

――男の子5人と過ごす夏休み。どう過ごしていますか。

 いやぁ、カオスな夏休みですね。こう何回も子どもの夏休みを繰り返していると、どこで自分が疲れるかが分かるようになってきて、いろいろ工夫をしています。

 まずごはん問題。給食がないので朝から晩までずっと台所にいるような感じになるのは避けたいですよね。なかでも大問題なのがお昼ごはんです。なので「昼メシ」という概念は捨てました。食べたくなったら食べる! お腹が空いたらパンや冷凍ストックを出せるようにしておきますけど、基本的に「お昼ごはんだよ〜」と言ってそろって食卓を囲むようなことはやめました。

 というのも、3歳の四男がまだダラダラ食べるんです。朝ごはんを食べ終わるのが午前11時なんて日もあって。やっと食べ終わったかと思うとすぐ長男次男三男のお昼ごはん……。もうそれが面倒くさくて。なるべくキッチンに立つ回数を減らしたくてそうしました。

 それから飲み物。飲み物は水筒にしています。いちいちコップを洗いたくないし、台所にいちいち入ってきて欲しくない。氷もすぐなくなって困るので、でかい水筒1本をドンと用意してみんなでわけてもらっています。1本ずつじゃなくて、でかいのを1本です(笑)。

 以前、部活で使うようなタンク(ウォータージャグ)を買ったことがありました。楽だったんですけど、最終的にでかいタンクを私が毎日洗うことになる。それが面倒くさくなってしまって、ひと夏で使わなくなりました。その反省をいかしてたどり着いたのが「でかい水筒1本」です。

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大楽眞衣子
大楽眞衣子

ライター。全国紙記者を経てフリーランスに。地方で男子3人を育てながら培った保護者目線で、子育て、教育、女性の生き方をテーマに『AERA』など複数の媒体で執筆。共著に『知っておきたい超スマート社会を生き抜くための教育トレンド 親と子のギャップをうめる』(笠間書院、宮本さおり編著)がある。静岡県在住。

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