すみれ 新聞を読むことで、「最初に主張を述べて、理由3つとそれぞれ具体例を挙げて、最後にまた主張」というエッセイライティングの型を学べました。

あざれ 英検準1級と1級の必要となる語彙力の差は2倍とも言われますが、語彙力は新聞を読むようになってからさらに鍛えられたと思います。

――英検1級はスピーキングも問われます。アウトプット力どう伸ばしたのですか?

あざれ 幼少期は「手を洗おうね」「ごはんの時間だよ」など、私もがんばって英語で話しかけていましたが、すみれがしゃべれるようになると、私も返せなくなり、小学2年生のときからオンライン英会話を始めました。

すみれ ネイティブ講師とアメリカの地理や歴史について話したり、「平方センチメートル」などの表現を学んだり。知識や興味が広がりました。今はスペイン語も勉強したいなと思っていて。スペイン語ができたらもっと読書が楽しくなると思います。

あざれ 「面白い」はすごく大切だよね。試験前提だと「やらなきゃ」ってなって、親も子もストレスを感じます。英検1級は準1級取得の1年後に合格しましたが、試験1か月前のライティング対策と、新聞購読、読書の継続のみでよくがんばったと思います。

――将来の夢は?

すみれ このまま英語を続けて、将来は、本によく出てくる精神科医になるのが夢です。あと、海外の広い家に住んで馬を飼いたいです。

(構成/AERA with Kids編集部)

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