STEP2.わが子はどこまでできる?チェック
30分~1時間程度、留守番をさせてルールを守れるかチェックしてみましょう。例えば顔を隠してインターホンを鳴らしたり、外から声色を変えて電話をかけ「おうちの人、誰かいますか?」と聞いてみたり。無防備にドアを開けたり、電話で「誰もいないよ」と答えたりしても、そこで叱るのは禁物。その行動にどんな「危険性」があるのかを、きちんと話し合うことが大切です。
STEP3.「少しずつ」練習しよう
子どもの状況に合わせてステップ1とステップ2を繰り返し、少しずつ留守番の時間を長くしてみましょう。子どもが嫌がるようなら無理をしないこと。転落や不審者の侵入を防ぐためにも窓は開けず、室内の温度調節はエアコンのみにするのが安心です。できることが増えるのは子どもの自信にもなりますが、高学年になると油断からルールを破ることもあるので注意が必要です。
(取材・文/松田慶子)
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