「苦手な食べ物が多い」という相談を送ってくれたのは、小学1年生の男の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんも「子どものころは苦手な野菜が多かった」と共感しつつ、小島さんが実際に子どもたちのピーマン嫌いを克服させた方法を教えてくれました。
【写真】子ども時代の壮絶ないじめを乗り越え、人気芸人になったのはこの人* * *
【よしおの答え】
子どものときって、誰でも苦手な食べ物が多いみたい。なぜかというと、自分の身を守るために「すっぱい」とか「苦い」とかを敏感に感じられるようにできているんだって。腐っていたり、毒があったりしないかを確かめるためにね。だから、子どものうちは苦手な食べ物がたくさんあって当然!
よしおも子どものころは苦手な食べ物がたくさんあったよ。特に野菜は苦手だったなあ。ニガウリ(ゴーヤ)にピーマン、ニンジン、サトイモ、ゴボウ……。当時のゴーヤは今みたいに食べやすく改良されていなかったからすごく苦くてね。食卓にゴーヤチャンプルーが出てくるのが嫌だったなあ(笑)。ゆうまピーヤの嫌いな食べ物は何かな?
■人類の先輩たちが残してくれた「食べ物」たち
今世界にある食べ物って、長い年月をかけて人類の先輩たちが残してくれたものだって、よしおは思っているんだ。いろんな国のいろんな人たちがいろんなものを食べてきて、「これは風邪に効くぞ」とか「これはのどの痛みが和らぐぞ」とか「これはおなかに優しいな」とか発見していったと思うんだ。反対に、「これは毒があるぞ」とかもね。そういう、いろんな人が経験してつないでくれた情報を、お母さんは言ってくれているんじゃないかな。
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