■苦手克服を自由研究に!

 ゆうまくんが苦手な野菜を、その野菜が好きな子と一緒に食べるのも効果的かもしれないね。おいしそうに食べる人を見ていると、なんだかおいしそうに見えてこない? あと、食べ物って楽しく食べたほうがからだの栄養にもなりやすいって聞いたこともあるよ。ご飯をおいしそうに食べる友だちを探してみるのもおすすめだよ。

 よしおはたくさん野菜の歌をつくって「ピーヤの休日」っていうYouTubeにあげているから、ゆうまくんもぜひ見て一緒に歌ってほしいな。全部で30以上の野菜の歌を歌っているから、もしもゆうまくんが嫌いな食べ物がそこになかったら、教えてよ! その歌、つくるからさ!

 野菜の食べ方をいろいろ研究してみるっていうのも、ぜひやってみてほしい。ピーマンの苦みっていうのは、切ることで生まれるらしいんだ。今、インターネットではいろんな料理のつくり方が調べられるけど、ピーマンを丸ごと料理する方法もあるんだよね。よしおも試してみたけど、とってもおいしかったよ!

 味付けによっても、野菜はいろんな姿に変身できる。これは家族の協力が必要だけど、「こういう食べ方をしてみたい」って思えるものを探すのもいいんじゃないかな。

 あ、これはよしおからの提案なんだけど、夏休みに苦手な野菜を克服する自由研究をやってみるのはどう!? ピーマンだとしたら、どんな環境で育つ野菜なのか、どんな調理方法があるのか調べてみるんだ。そして実際に何品かつくってみて、その味がおいしかったのか、苦かったのか、って記録していくんだ。

 もしそれでおいしく食べられる方法が見つかったら、お母さんはもちろん、ピーマンを育てている農家さんもすっごく喜ぶと思うよ! ゆうまくんと同じでピーマンが嫌いな友だちのためにもなるよね。ピーマンのいろんな一面にも出合えるはず。

 野菜のことを知るなら、『けなげな野菜図鑑』っていう本がおすすめ! イラストがたくさんあって、野菜の意外な一面を知ることができるよ。キャベツは人間によって丸くさせられたとか、タマネギは生き抜くために丸くなったとか。面白そうでしょ?

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