■「1泊旅行なんて言語道断」という塾も多いが…
矢萩:そうですね。まあ、そもそもの話になってしまうけれど、5年生ならまだ夏休みは余裕を持って遊んでもいいと思いますよ。煮詰まっているようなら、親から「ちょっと公園でも行ってみれば」と言ってあげたりして、切り替えてあげるのもいいかもしれない。
安浪:それは本当に思います。6年生になると、1泊でも旅行なんて言語道断、と言う塾や先生も多いですが、子どもの顔が疲れてきたな、と思ったら休憩は必要です。半日休みをとって映画に連れて行ってあげるのもおすすめです。近くのホテルに泊まってプールで泳いだり、ホテルの中で勉強したりして気分転換をしているご家庭もありましたよ。大人もそうですけど、子どももリフレッシュは大事です。「どうしたら残り、元気に勉強を頑張れそう?」と、親子で一緒にぜひ考えてみてください。ただ、子どものご機嫌伺いをしたり、おもねったりしないように。勉強は自分のためですから。
(※)算数の重要分野については、「AERA with Kids」のインスタグラム(aera_kids)内、7月13日実施の安浪京子先生によるインスタライブにて説明しています。
(構成/江口祐子)
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