香取慎吾さん(撮影/福井しほ)
香取慎吾さん(撮影/福井しほ)

 香取慎吾さん(42)が開催中の個展の来場者数が25日、10万人を突破した。同日行われた記念セレモニーには、香取さんがサプライズで登場し、運よく居合わせた250人の来場者とともに大台突破を盛大に祝った。

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「BOUM!BOUM!BOUM!香取慎吾NIPPON初個展」は東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で行われている。360度に回転する劇場のステージから香取さんが現れると、会場から割れんばかりの歓声が湧き上がる。「10万人突破って、すごいですよ。信じられない」と感慨深げに語る香取さんにファンから拍手が送られた。

「BOUM!BOUM!BOUM!」の説明をする香取さん(撮影/福井しほ)
「BOUM!BOUM!BOUM!」の説明をする香取さん(撮影/福井しほ)

 今回の個展では、フランス・ルーブル美術館地下で開催した個展で発表した作品や、今回のために新規製作した作品など計127点を展示する。劇場型の会場を生かし、スクリーンが開閉したり、座席が回転したりといった演出が組み込まれている。

「多くの人に見てもらわないと完成しない。日本で個展を開くという夢がかなうだけじゃなくて、毎日たくさんの方が来てくださっての10万人って……すごくないですか?」(香取さん)

 サプライズ登場するために香取さんが待機していたのも、作品の裏側だった。

「僕、こういうとき(イベント)はあまり緊張しないんですけど、心臓の裏に隠れていたら、あの鼓動がドキドキしているから緊張してきちゃった」

 この“心臓”とは、個展のシンボル的作品として展示されている「BOUM!BOUM!BOUM!」のこと。会場中央に展示されていて、香取さんの心臓の音が力強く鳴り響いている。個展タイトルでもある「ブンブンブン」はフランス語で「ドキドキ」を意味し、「自分もお客さんにもドキドキしてほしい」という香取さんの思いが込められている。

耳元に手を当てるシーンも(撮影/福井しほ)
耳元に手を当てるシーンも(撮影/福井しほ)

 ドキドキポイントの一つは、香取さんに会えるかもしれないこと。会場に飾られた白いキャンバスは未完成で、香取さんが訪れては、その場でライブペインティングを披露する。セレモニー前日にも会場に顔を出した。

「その場でライブペインティングしてみたいなと思って始めました。他のお仕事が終わったあと、自分のタイミングで『会場に行ける!』と思って来ています。そうしたら、けっこう来ていたようで、ツイッターに『慎吾、頻繁!』って書いてありました」

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福井しほ

福井しほ

大阪生まれ、大阪育ち。

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