「禁断症状が半端ない」コロナ禍でラーメン好きがお取り寄せに殺到 売り切れ続出も【#コロナとどう暮らす】 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「禁断症状が半端ない」コロナ禍でラーメン好きがお取り寄せに殺到 売り切れ続出も【#コロナとどう暮らす】

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「永華」の「本物ラーメン」は分厚いチャーシューとメンマのトッピング付き。卵、わかめ、ネギを用意して、アツアツを「いただきます」(撮影/片山菜緒子)

「永華」の「本物ラーメン」は分厚いチャーシューとメンマのトッピング付き。卵、わかめ、ネギを用意して、アツアツを「いただきます」(撮影/片山菜緒子)

 自粛期間中、多くのラーメン店が売り上げ減少に苦しんだ。そんななか、ラーメンの通販が人気を集めている。名店の味を家で楽しめるお取り寄せは、「ラーメン屋断ち」に苦しむファンたちの救いの手となっているようだ。ラーメン通販の人気ぶりに迫ったAERA 2020年6月15日号の記事を紹介する。

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 オンライン飲み会の定番の話題のひとつ「コロナが去ったら、どこ行きたい?」。国内旅行や飲み会に交じって、「ラーメン屋」という答えをけっこう聞く。ラーメンの食べ歩きが唯一の趣味という、知り合いの男性会社員(40代)もぼやく。

「外出自粛で、こんなに長い間、ラーメン屋断ちをするのは初めて。大雨の日も炎天下も、ラーメンの行列に並んできたのに、禁断症状が半端ないです」

 かたやラーメン店も、ほかの飲食店同様、4月7日の緊急事態宣言以降、売り上げ7割8割減は当たり前という、未曽有の大ピンチに見舞われていた。つけ麺の有名店六厘舎(ろくりんしゃ)も、休業や短縮営業などにより1カ月で約1億円の赤字が出たという。同店店主の三田遼斉さん(44)はこう振り返る。

「お客さんにとって喜びだったはずの外食が、突然リスクに変わってしまった。どこのラーメン店も、先が見えない状態でした。お客さんや困っているほかのラーメン店のために、うちができることは何か。そう考えて再始動したのが、ラーメンの通販サイトでした」

 実は同社は、十数年前にも冷凍ラーメン専門の通販サイトを展開。お店の味を家庭に届けるビジネスモデルをいち早く作り、人気サイトに育てた。ところが競合としのぎを削るようになり、14年に撤退した。

 その同社通販サイトの帰ってきた令和版「お家ラーメン」が5月中旬にオープンした。六厘舎のつけ麺はもちろん、がっつり系ラーメン店千里眼(東京都目黒区)、またミシュランガイド東京でビブグルマンに選ばれているカネキッチンヌードル(同豊島区)など、今回初めてラーメン通販に参入した店もある。六厘舎の卒業生の店や、友人のラーメン店主などに声をかけて集めたという。


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