ただ、観察力や心配の矛先を、自分の身の回りに向けると消耗します。「あれ、家の鍵閉めたっけ?」とか「あんなこと言ってあの人に悪く思われたんじゃないか」ってマイナス思考になってしまう。
他人に関心がいかなくなっているときは、ふたご座が疲れているとき。そういうときはなるべく外に関心を向けたほうがいいと思います。
心配ごとのループから抜け出すには、例えば自称ライターになっちゃってください。「5分でできる時短料理」についての記事を依頼されたライター、と勝手に設定します。すると本屋さんに行って調査を始めたりする。そういう仮の設定に、ふたご座ってすごく燃えられる人たち。5分で手間をかけずにおいしいものが作れるってわかって、自分の世界も広がります。そうやって関心を自分以外に移すことを意識してほしいです。
動物界ではナマケモノでもウサギでも、それぞれいろんな生き残り戦略があって、生き残ってきた理由がある。動物を師にすると面白いですよ。
※AERA 2019年10月14日号