新閣僚の過去発言への懸念も…「立件されない限り居直り」が現実か (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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新閣僚の過去発言への懸念も…「立件されない限り居直り」が現実か

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小田健司AERA#安倍政権

 内閣改造で初入閣した新閣僚たちの過去の発言を探ると、失言や極端や思想など懸念点が見えてきた。だが、そうした問題は安倍政権下ではあやふやになりがちだ。AERA 2019年9月23日号に掲載された記事を紹介する。

【表の続き】初入閣組 過去の主な発言はこちら

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国家公安委員長の武田良太氏(51)は最近、その発言で注目を集めたばかり。日韓関係が悪化する中、韓国で行われた野球のU‐18ワールドカップのため現地入りした日本代表が日の丸が入っていないシャツを着たことについてこう断じた。

「韓国が強要したのなら極めて非常識で失礼だが、強要されていないのに自ら日の丸を外すのはもっと問題だ」

 武田氏には、将来ある高校生たちの身の安全よりも大事なものがあるらしい。ちなみに武田氏は同じ福岡が地元の麻生太郎財務相(78)との関係がこじれまくっている。16年の衆院補欠選挙や今年あった知事選で別の候補者を推し、対立してきた。

 初入閣組の過去の発言をみてきたが、失言と言えばやはりその麻生氏だろう。財務事務次官(当時)による女性記者へのセクハラ問題を受けて、麻生氏が「セクハラ罪っていう罪はない」という発言で大ブーイングを浴びたのは18年5月。後日、野党議員の質問主意書に対して政府が「現行法令において、『セクハラ罪』という罪は存在しない」との答弁書を閣議決定したのは、笑い話ではなく実話だ。

 今年2月にはこんな発言でもひんしゅくを買った。

「子どもを産まなかった方が問題なんだから」

 福岡での国政報告会で、少子化問題に触れて出てきた発言。気持ちを逆なでされたのは、不妊に悩む人ばかりではないだろう。その後麻生氏は「不快に思われた方がいるということであれば、その点についておわび申し上げる」と陳謝した。

そして新内閣の目玉、小泉進次郎氏(38)。フリーアナウンサーの滝川クリステル氏(41)との結婚、そして戦後3番目の若さでの入閣と世間の注目を一身に集める。閣僚としての手腕は未知数だが、これまでのところ言葉の軽さや極端な思想が表れたような失言はないようだ。7月の参院選では、安倍首相や麻生副総理への「忖度」発言で国交副大臣を辞任した塚田一郎氏(55)の応援演説で自らこう述べている。


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