休養の名倉潤が患ったヘルニア 経験した記者が語る激痛「一晩中うめき、術前にうつ気味に」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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休養の名倉潤が患ったヘルニア 経験した記者が語る激痛「一晩中うめき、術前にうつ気味に」

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小田健司AERA#AERAオンライン限定
ネプチューンの名倉潤(中央)(c)朝日新聞社

ネプチューンの名倉潤(中央)(c)朝日新聞社

 お笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤さん(50)が、2カ月の休養を発表した。昨年6月にあった頸椎椎間板ヘルニアの手術の「侵襲」が原因のうつ病という。

 実は、記者(44)も2年前に腰椎の椎間板ヘルニアを経験した。その際、自身のヘルニアが原因で、夫婦そろってうつになりかけた経験がある。あまりにもヘルニアの痛みがつらかったからだ。痛みを和らげようと過度に飲酒し、それでも眠れず、一晩中うめいていた。

 もともと腰痛持ちで、20代のころから数年に1回くらい激しい腰痛に悩まされる時期があった。取材で写真を撮ろうと身をかがめ、ぎっくり腰になったこともある。2年前の腰痛のきっかけは、先輩記者たちとの花見だったように思う。10代から運動をほとんどしたことがなく、体が固い。体重も20歳のころより15キロほど増えた。あぐらが苦手で地べたに座るだけで苦痛を感じるのに、その日、何時間も地べたに座り続けた。直後から腰の調子が悪くなったのだ。
 
 だましだまし働き、九州の豪雨の災害現場にも取材に行った。近所の複数の整形外科医院にも行っていたが、椎間板ヘルニアの診断がつくまでの検査をしなかった。閉所が苦手で、MRIを避けていたこともある。たまに、腰を温める治療を受ける程度だった。

 夏ごろになって、本格的に痛みが出始めた。左臀部と左下肢の痛みが特に強い。職場のあった福岡県内の専門病院「総合せき損センター」に駆け込み、X線を撮ると、医師にこう言われた。

「椎間板ヘルニアでしょう。自然に痛みがなくなる可能性もあるので、しばらく薬で様子をみましょう」

 投薬治療を始めたがあまり効果はなく、MRI検査をし、手術が決まった。見せてもらった写真で、椎間板ががっつり神経を圧迫していることがわかった。

 この時点で痛みは耐えがたいほどで、仕事にも支障が出ていた。取材は家から電話で行う。自分で靴下をはけないし、一度横になったら自力で起き上がることもできない。「大げさ」と言われるかもしれないが、涙が出る晩もあった。


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