しいたけ.さんが考える、大人にとって大切な「三拍子」 就活の違和感をしたたかさに変えて (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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しいたけ.さんが考える、大人にとって大切な「三拍子」 就活の違和感をしたたかさに変えて

連載「午後3時のしいたけ.相談室」

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しいたけ./占師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気

しいたけ./占師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気

※写真はイメージ(gettyimages)

※写真はイメージ(gettyimages)

 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

*  *  *
Q:就職活動をするにあたって、どういうマインドでいたらよいでしょうか。やりたいことはあるものの、ちゃんとインターンに行って、ちゃんと就職、というレールにイマイチ気分が乗らず、「ここらでぶち壊してーな」としか思えません。かといってレールを外れる勇気もありません。(女性/学生/20歳/しし座)

A:就活って、子どもと大人の最大の境界線ですよね。「ここから先は大人ですよ」っていうラインだから、絶対大人側に有利なんです。僕は就活失敗組なんですけど、本当につらかったですね。何回か面接したあとに不採用にされると、自分の人生を否定された気持ちにもなります。あんなに残酷な世界って、ちょっと他に思いつきません。

 恋愛や人間関係なら、もうちょっと猶予がある。もう1回だけ会ってみようとか、もう少しだけやりとり続けてみようとか。でも就活では、会社が求める基準を満たさなければ、本当に残酷に落とされてしまいます。

「ぶち壊してーな」っていうしし座らしさも僕は大好きなんですが、あえて言うと、ここはちゃんと苦しんだほうがいいところだと思うんです。

 それは、敵のことをちゃんと知って、敵のことまで考えられる人が、将来大きな仕事を成し遂げていく人だから。

 就活で感じる違和感や理不尽さは、ずっと持ち続けてください。でもその違和感にちゃんと勝ち、したたかさに変えていくことも大切です。

 大人になって第一線で活躍する人って、いわゆる「食えないやつ」って言われるタイプだと思うんです。どこか油断できず、時おり牙を見せる。表立っては真面目なんだけど、自分のポリシーに対して異様に頑固なところがあって、100%従順ではない。

 でも、牙を見せるという手段が有効なのは、普段の9割は礼儀正しく、みんなの信用を勝ち得ているからこそ。大きな戦いで勝つとか、システムに対抗するには、怒りだけじゃなくて「準備・信用・人柄」が必要だと僕は考えます。


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