図版=AERA 2019年5月27日号より(イラスト:土井ラブ平)
図版=AERA 2019年5月27日号より(イラスト:土井ラブ平)

 サブスクは今、エンタメをはじめファッションや食など、ジャンルを拡大し続けている。注目すべきはシェア型のサブスクだ。物欲世代のライターが使用した感想を語る。

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裾野を広げまくっているサブスクだが、この先利用が進むとされているもののひとつが、シェア型のサブスクだ。例えば、シェアリング自転車やカーシェアリングなどでは、お得なだけでない、「モノを持たない」メリットが注目されている。

 ちなみに自分も2年前から、通称赤チャリと呼ばれる「ドコモ・バイクシェア」の会員。月額2千円の定額会員になると、30分以内ならレンタルし放題。ただし30分を超えると、30分100円などの追加料金が必要になるため、定額料金の2千円を入れて、だいたい毎月5千~6千円を払っている。

 何も考えずに乗っていると、けっこうな値段になるため、わざわざ遠回りしても、30分以内に返却場所に寄っていったん返却。定額料金を超えない工夫をしているという、おこづかいが少ないお父さんなんかの話も聞いたことがある。

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