スマートベルトで食べ過ぎチェック(AERA 2019年4月1日号より)
スマートベルトで食べ過ぎチェック(AERA 2019年4月1日号より)
ダイエットのお供に役立つグッズあれこれ(撮影/福光恵)
ダイエットのお供に役立つグッズあれこれ(撮影/福光恵)

 どんなにダイエットを頑張っていても、つい食べ過ぎてしまうことは誰にでもある。そんな時は「チョイ足し」でできるトッピングダイエットがおすすめ。ダイエット中のアエラ本誌記者が挑戦してみた。

【写真】ダイエットのお供に役立つグッズあれこれ

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 エクササイズ系で、最近とくに盛り上がっているものといえば、女性限定の「シモ」系。このジャンルでは、3人の子供を育てながらくびれボディーを手に入れた「くびれ母ちゃん」こと村田友美子さんというスターも誕生している。

 著書『くびれと健康がとまらない! 膣締めるだけダイエット』には、「腹筋?ランニング?食事制限?はっきり言っていりません。膣さえ締めればカツカレー食べてもくびれるんで」のコピーも躍る。えー。全部やりました。早く言ってよ。

 さっそく“膣トレ”をやってみよう。同書によると「膣を締める」とは、「骨盤底筋を引き上げる」こと。「膣の穴から1本のしらたきを吸い上げる」イメージとかで、意外と難しい。でもマスターすれば、待っているのはカツカレー。家事をしながらなど人知れずいつでもどこでもできて、くびれやおなかペタンコにもつながるという。電車の中やカフェなどでひとり、「ん?」と顔をしかめている中高年女性がいたら、それはきっと膣トレ中の私だと思う。

 シモ系ではほかに、『やせたいなら肛筋を鍛えなさい』(久嬢由起子著)など、肛門を「キューッと」締めて痩せるメソッドも。せっかくなので自分は貪欲に、膣トレとの2本立てでダブルの効果を狙っている。

 なおこのジャンルでは、こんなダイエット本もヒットしている。『48手ヨガ ─江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法─』(鈴木まり著)だ。著者が春画の展覧会で見た江戸時代のアクロバティックな性交をヒントに、48のエクササイズを開発。これを行うと「ストレス、加齢で低下したホルモン分泌が活性化するため」痩せやすい体質になったり、妊活に成功したりもするらしい。まあ、元となっているのは、あんなことや、こんなことだが、言われなければ普通のエクササイズ。江戸時代の性生活に思いをはせながら、はい、ワンツーワンツー。

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