【山里亮太さんの3冊】


(1)『天才はあきらめた』
山里亮太/著(朝日文庫 669円)

(2)『ナナメの夕暮れ』
若林正恭/著(文藝春秋 1296円)
→ぼくの本と同じで、テーマは「あきらめ」だけど、若ちゃんのこの本は、目の前にある嫌なことを受け入れやすくするために、どうやって違う形に整えていくか、という別の方向性なんだ。「山里、暑苦しいよ!」っていう人はこっちがオススメかな。

(3)『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』
せきしろ/著(双葉社 1512円)
→ぼくの好きな作家さんが、ラジオのハガキ職人だったころが描かれている。クラスではいつも隅っこで、エキストラのようだった自分。だけど、ラジオに投稿するネタを考える時間だけが、嫌な日常をおもしろい世界に変えてくれたっていう、最高にかっこいい本。

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※月刊ジュニアエラ 2019年1月号より

ジュニアエラ 2019年 01 月号 [雑誌]

ジュニアエラ 2019年 01 月号 [雑誌]
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AERA編集部
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