「嵐のワクワク学校」完全レポ(※写真はイメージ)
「嵐のワクワク学校」完全レポ(※写真はイメージ)

 こんな学校があったら楽しくてたまらないに違いない。京セラドーム大阪と東京ドームで計6回、24万6千人を動員した「嵐のワクワク学校」だ。

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「一同起立!」(櫻井翔)

「ただいまから、嵐のワクワク学校、開校します。みんなで部活動を楽しみましょう」(大野智)

「一同礼! 着席!」(櫻井)

 掛け声に従って観客も立ち上がり、礼、着席。ペンライトで応援するようなコンサートではない。会場を学校に見立て、嵐のメンバー5人が先生となり、授業を行うイベントが“ワクワク学校”だ。

 東日本大震災が発生した2011年、普通のライブではなく省電力で楽しめるものをと、放送作家の小山薫堂さん監修でチャリティーイベントが始まった。好評につき毎年開催されるようになり、8年目となる今年も収益の一部を東日本大震災の被災者に寄付する。

 今回のテーマは「部活」。5人がそれぞれの興味、関心に沿って立ち上げた部活の「部長」となり、授業だけでは体験できない大切なことを発見し、活動報告をしていく。15年からは後輩グループが「生徒」や「助手」として参加しているが、今年は昨年に引き続き、Sexy Zone(以下セクゾ)の5人が「部員」となってサポートした。

 まずは二宮和也部長の「探検部」からスタートだ。2年前はトイレットペーパーの芯について、昨年はうんちについて授業を行ったニノ。そんな流れの中で、今回探検する場所として下水道を選んだ。ニノ部長と部員であるセクゾの松島聡はマンホールに命綱と有毒ガス感知器をつけて入り、下水の様子や浄水の仕組みをわかりやすく伝える。

 そんな様子をVTRで紹介する一方、会場に再現された巨大な下水のセットに櫻井らが潜入。下水に生活排水が流れ込む様子を伝えるため、教室(舞台)の上にはリアルなトイレも出現し、セクゾの中島健人がふんばる姿を披露した。シュール!

 続くは松本潤部長の「土にさわる部」。土を食べることで重度の脳腫瘍を完治させたリトアニアの女性と番組のロケで出会った松潤部長が、みんなにも土の可能性を知ってほしいと、土を使ったカルボナーラ“土ボナーラ”を全員で食した!

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