定食屋や検索で「寄付」 あなたもできる「ソーシャルビジネス」支援 (2/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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定食屋や検索で「寄付」 あなたもできる「ソーシャルビジネス」支援

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須賀華子AERA
【図】個人による寄付総額と名目GDPに占める割合を4カ国で比較すると…(AERA 2018年2月5日号より)

【図】個人による寄付総額と名目GDPに占める割合を4カ国で比較すると…(AERA 2018年2月5日号より)

「社会的投資」とは、期待するリターンに、経済上の収益だけでなく、社会の変化も含むという新しい価値観。「社会的インパクト投資」とも呼ばれる。例えば、西武信用金庫がソーシャルビジネス向けに用意した「チェンジ」という融資プログラム。年利0.1%という超低金利で融資する一方で、社会がより良く変化するというソーシャルリターンを期待するものだ。

 寄付に関しても、2016年の日本での個人の寄付総額は7756億円で名目GDP比0.14%。

これをどう増やすか。

 社会起業家に、事業の継続を可能にする戦略的視点が求められることは言うまでもない。

「今年はこれだけの委託金があるから、この事業をやろう」という資金ありきの単年度思考では、事業の拡大も継続も難しい。必要なのは、解決すべき課題から逆算して、取り組むべき事柄を設定し、調達すべき資金の額を定め、人材を獲得していくことだ。

 例えば、認定NPO法人フローレンスが取り組む「病児保育」事業。最初につくったのは、利用者から会費として利用料を受け取り、病児保育を提供する共済型のシステム。しかし、これでは会費が払えない貧困家庭が病児保育を利用することが難しい。そこで、寄付を集めることで貧困家庭への低価格でのサービス提供を実現した。目的に応じて最適な財源を使い分けた例だ。


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