墨田区が台湾とブランド戦略で連携 両者のコラボが相性良好なワケ (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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墨田区が台湾とブランド戦略で連携 両者のコラボが相性良好なワケ

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松田良孝AERA
メリヤスの草履を編む台湾でのイベントで、オレンジトーキョーの職人(左)が台湾の参加者に手ほどきをしていた。右端で小高集さんが見守る(撮影/松田良孝)

メリヤスの草履を編む台湾でのイベントで、オレンジトーキョーの職人(左)が台湾の参加者に手ほどきをしていた。右端で小高集さんが見守る(撮影/松田良孝)

 小高集さんは墨田区で創業した小高莫大小(メリヤス)工業の3代目。同社は、墨田区の工場がほとんどそうであるように企業間取引を基本とする。オイルショックや海外との競合、取引先の海外転出などのマイナス要因から同社も逃れることはできず、00年代に売り上げが下げ止まらなくなった。

 ここから自社商品の開発に着手し、草履にたどりついた。最初のブランド「MERI(メリ)」のデビューに合わせた販売会を12年に都内の百貨店で開いたところ、一足6千円の草履を台湾人が一人で5足、6足と買っていった。同社の企画担当デザイナー、草本美樹さんは「台湾の人は、私が個人的に使いたいと思うものを買ってくれる」と感性の親和性に気づいていく。

 TDCは、台湾の中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の内部組織として、1979年に設置された設計推広中心(デザインプロモーションセンター)が前身。デザインで台湾産品の付加価値を高める役割を担う。艾淑※(アイシュティン(※は女へんに亭))副執行長は「台湾は島国。外にいろいろな関係をつくらなければならない」と話し、対外関係を構築するツールとしてもデザインを重視する。


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